次元のヘビースモーカーについて

原作漫画では次元がヘビースモーカーである設定はありません。

また、ファーストシリーズでも、煙草を喫うシーンは次元よりもルパンの方が多かった気がします。

では、何故、次元にヘビースモーカーのイメージが付いたのか?と考えると・・・思いつく事をいくつか。

20150906-003

まずはセカンドシリーズの第1話「ルパン三世颯爽登場」の中で五右エ門が

「お主こそ5年前に誓った禁煙の約束を未だ果たしておらぬようだな、次元大介!」

と言う、(第1話だけに説明的な)セリフがあります。

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この時、次元はパイプ煙草をふかしているのですが、本シリーズを初めて見た視聴者は“次元=煙草好き”との印象を持ったのではないでしょうか。

第56話「花吹雪謎の五人衆」では、それまでのアニメではあまり描かれた事のなかった煙草のパッケージ(マルボロ)がはっきりと映り、「次元はこんな煙草を喫っているんだ・・・・外国の煙草かな?」と思ったのを子供心にも覚えています。

次元の煙草4
※セカンドシリーズ第56話「花吹雪謎の五人衆」

また、その後公開された映画「ルパン三世(ルパンVS複製人間)」)のパンフレットや広告に記載されていた次元のキャラクター紹介文に

「かなりのヘビー・スモーカーで、一日の喫煙量約60本」

とあり、この設定が初めてなのか、それともどこかからの流用かは不明ですが、これを読んだルパンファンは“次元=ヘビースモーカー”と刷り込まれたに違いありません・・私も含めて。

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※「ルパン三世サウンドトラック2」ライナーノーツ

作中では、危険な場面にもかかわらず煙草に火を付ける場面や、ロウマッチを靴で点火させ煙草を喫うシーンが印象的でした(こちらの煙草はポールモールでした)。

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※1978年映画 「ルパン三世 (ルパンVS複製人間)」

加えて翌年の映画「ルパン三世カリオストロの城」では宮崎演出で、“車の灰皿いっぱいのシケモクと、それを咥える次元”が物語と共に印象付けられました。

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※1979年映画 「ルパン三世 カリオストロの城」

たぶん、このいくつかが相まってセカンドシリーズ以降の“次元=ヘビースモーカー”の設定が出来上がったと思われます。

ただ、セカンドシリーズ第1話の「禁煙」や映画の「ヘビースモーカー」のモトネタもしくは着想点がどこから来ているのかと考えますと・・・・

初めに「原作漫画では次元がヘビースモーカーである設定はありません。」と言っときながらも、やっぱり原作漫画かな?とも思います。

で、気が付いたのは原作漫画「ルパン三世」第25話「アノ蒼白き城を見よ」です。

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これは森の中でルパンとはぐれた次元がルパンと間違えられて、敵のアジト(城)に捕らわれ殺されそうになるお話です。

この時、次元は間一髪でルパンに助けられますが、ルパンがなぜ城までの道のりが分かったかと言うと、

次元の捨てた煙草の吸殻をたどって来たのです

・・・「ヘンゼルとグレーテル」もしくは「荒野に散ったコンバットマグナム」を彷彿させます(笑)。

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※煙草・・・ポイ捨てしてます。

確かに深読みすると次元がヘビースモーカーとも取れるエピソードですので、もしかして、このお話がヘビースモーカー説の原点なのかな・・・?とも思っています・・・個人的には。

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